Archive for 2012.03

7DOORS 佳境!

ありがたいことに
とても好評の中、舞台公演は順調に進み
現在最終週、佳境に来ております。

幾百年、幾千年の時を積み重ね、
冷たく暗く、重たい空気が支配する公爵の城も
今は愛しい我が家に感じる。
悲しく切なく、人間の欲望と愚かさを体現した物語も
今は美しい記憶に感じる。

公爵としての自分の追求はまだまだ本当に底が無く、
芝居の深さと難しさを強烈に思い知らされているよ。
けれど、自分にできうる表現を全力で全うしています。
日々発見、反省、検証の連続で、
少しでも毎日進化できていればいいのだけれど・・・。

これだけ連続でステージに立ち続けるのは、
20年以上の自分のキャリアの中でも初めてのこと。
疲労は正直ピークに達してるし、体調も崩し気味で、
結構ギリギリです (汗)。。。
演劇、ミュージカルの世界に生きている表現者の皆さんを
心から敬服せずにはいられない。
舞台芸術のシビアさ、怖さを全身で感じつつ、
でもなおこの表現形態の素晴らしさ、尊さを心底実感している。
完全にクセになりそうです。。。

とにかく東京公演の佳境、そして大阪公演。
千秋楽まで全霊で挑むよ。
物語の世界観、観念、哲学、ヴィジュアル、そして音楽。
どれをとっても本当に美しく、深いと自負するこの舞台。
経験していない人は是非、この最後のチャンスをお見逃し無く!

SGZ

THE ONE – crash to create -

LUNA SEAの約12年ぶりのシングル
「THE ONE – crash to create -」が
本日3/21、ついにリリースとなりました。

終幕、離散、7年間の修行の旅、再会、再起動。
その間に起きたあらゆる数多くの出来事、
成功、失敗、変革、死別、覚醒。
世の中の流れに翻弄されながらも、自分達の在り方を模索し続け、
本気で生きてきた俺達の、
まさに波瀾万丈の末に生み出された掛け値無しの、5人の音。
この歌が俺達の答え。そして未来への扉。

現時点での5人の表現欲求、精神性、そして音楽家としてのポテンシャルを
余すことなく一曲につぎ込んだ結果、
ご承知のとおり、図らずも22分を越える、
壮大な交響詩とも言える大曲となってしまった。。。

今の時代的には、今の音楽シーン的には、
ともすれば全くもって検討違い、企画はずれのこの曲。。。
何事もインスタントでコンビニエンスなこの時代に
こんな楽曲を生み落としてしまって、本当に申し訳ない。。。
だけど、今だからこそ、
音楽、表現、芸術、エンターティンメント、ビジネス、アイドル商法、などが、
同一線上で計られ比べられ、安値でデータのやり取りをされるこんな時代だからこそ、
俺達のような天邪鬼な、でも人生をかけて
表現、音楽、ロックンロールを求道している輩が
全身全霊でこのような音を生み落とすことも必要ではないか、と俺は思う。
そしてそれは、まさにLUNA SEAらしいやり方だと思う。
そしてそんな音を求めている、必要としている同士、魂の音を渇望しいる仲間達が、
この日本に、そして世界中に存在していることを実感している。
みんな今の時代に居心地の悪さを感じている。
世の中の在り方に疑問を感じている。孤独を感じている。
そして同じ感覚をもつ種族達と、社会と繋がり合いたいと切望している。
そんな同士達には俺達のこの叫びが、魂を賭けたこの希望の歌が、
強烈に響くことを願っている。

この曲の詞の裏側、音のアーキテクチャ、各楽章の関連性、
裏テーマ、精妙な音楽的表現方、伝えたいことは沢山あるんだけど、
まずは理屈無しに感じてほしい。楽しんでほしい。
なので今日は書くことを控えておきます(今は舞台公演中でヘトヘトだしね・・・)。
また詳細をそのうち書きますね。

俺達の現時点での最強最高の表現だと自負する新曲
「THE ONE – crash to create -」、
みんなに届くことを心から願います。

WITH LOVE from bottom of my heart、
SGZ

7DOORS ~青ひげ公の城 ~

本日3/16より、俺が音楽監督及び演劇初出演する舞台作品、
「7DOORS~青ひげ公の城~」がついにスタートします。
既にご存知の人も多いと思う。

今年に入ってから、LUNA SEAのニュー・シングルと同時進行で、
この舞台作品の音楽制作にずっと没頭してきた。
子供の頃から大好きだったバルトークの唯一のオペラが有名な
この古きヨーロッパ寓話の新解釈版は
演出の鈴木勝秀氏の内宇宙、哲学が凝縮された
退廃的で深淵なる、狂おしくも美しい作品になった。
元々の題材だった「7つの扉」、
そこにキリスト教における「7つの大罪」というテーマがシンクロして、
人間誰もが持つ感情、欲望、美徳、悪徳、を抉り描かれ、
あたかも戒められるような、そして浄化されるような、
舞台演劇としてはとてもいい意味で希有で独特な作品。
それはとにかく鈴木勝秀氏の世界観、観念が形になった素晴らしい作品。

主演の元宝塚雪組男役トップスターの水夏希さんは、
その佇まい、オーラ、美しさ、説得力、どれも本当に流石。
圧倒的な情熱と鋭い洞察力、全霊で取り組む姿勢はまさにプロ中のプロ。
本当にリスペクトせずにはいられないよ。
そして7人の百戦錬磨の役者のみなさん、全員が本当に素晴らしい。
多くの面で様々な感覚を学ばせてもらっています。
みんな、本当に深く、美しい。。。
最高のキャストとそして最高スタッフに囲まれて、
俺は自分のポテンシャルを最大限発揮し、全力で取り組んでいます。
まあ、俺は常に何事にも全力だけどね。

子供の頃から大好きなバルトークのオペラが有名なこの作品、
音を手掛けることは恐れ多く、でも本当に光栄なこと。
最高のリスペクトを捧げつつ、自分流の最も相応しいやり方で、
この舞台作品のための音楽を生み出してきたよ。
B・イーノやD・シルヴィアンらを彷彿するアンビエント作品を基軸にしつつ、
バルトーク以降の、近代音楽、現代音楽的アプローチを全編で駆使しながら、
アコースティックでもあり、民族音楽的でもあり、宗教音楽的でもある。
いつものSGZミュージックとはかなりかけ離れたイメージの音楽でありながら、
それでいてとてもSGZ的である、と自負している。
しかも今回、俺の1stアルバムの、ある曲のあるモチーフを流用、
そして再構築した楽曲がとても重要な位置を占めることとなり、
音楽の、時の流れ、輪廻を感じながら、勝手に感動している。
それとてもエキサイティングなことだ。
熱心なファンの方であれば、そして間違いなくSOUL’S MATEの方なら、
気付いてもらえるトリヴィアだと思う。

俺の演じる公爵という役は、出番自体はそれほど多くはないんだけど、
城全体を支配しているその意思、そしてそれを体現し得た音楽によって、
全編を通してかなり強烈な存在感を醸し出している。
迷宮に入り込む主人公ユディットと語り部である執事による
台詞の、言葉の美しさ、意味深さ、はとても詩的でそして残酷。
誰もが逃れることが難しい、人間の欲望、罪を具現化したテーマは、
深淵であり誰もが必要な学びの観念でもある。
とにかく素晴らしい作品になりつつあるこの舞台、
SGZのファンの人も、宝塚のファンの人も、またそのどちらでもない人も、
是非、ぜひ体験してほしい。観に来てほしい。
インスピレーションに身を任せて感じてほしい。

必ず新しい扉が開くはず。

SGZ

3.11

この日を決して忘れない。

この傷、痛み、悲しみを越えて、
真の幸福と安堵、輝きに満ちた未来を創造しよう。

今、俺達は最大の岐路に立っている。
新しい次元、概念の扉は開こうとしている。
そして俺達は選ぶべきだ。理想の在り方を。
新しい世界を担う次世代達のために。

すべての人々、世界中の人々、心からありがとう。
俺達は繋がっている。とても強く。

この日を決して忘れない。

SGZ from Japan

もうすぐ1年・・・。

あれからもうすぐ1年・・・。
未曾有の大災害を経験した俺達の、この国の、次なる扉が開こうとしている。
けれど、あらゆる問題が未だに未解決のまま。。。
真の復興までの道のりはまだまだ長いと思わざるを得ない。
俺達ができることを、より学ばなければ、実践しなければ。
政府に、政治に期待できる社会を俺達が作らなければ。
やるべきことは山積している。

そんな中、3/7に「JAPAN UNITED with MUSIC」として、
BEATLESの名曲「All You Need Is Love」のカヴァーヴァージョンをリリースした。
すでに配信は開始されているし、プロモーションも行われているので、
みんなご存知のはずと思う。
小林武史さんのプロデュースのもと、
蒼々たる日本のミュージシャン達が参加したこの曲の中で、
俺のギターを、意思を叫ばせてもらった。
この楽曲、原盤の収益は、すべて「子供たち」をテーマとして
迅速に被災者のみなさまに寄付されます。
このような企画が音楽の世界のみならず、
多くの芸術やエンターテインメントのシーンでも、
もっともっと実現されていければ素晴らしいのに、と痛切に思う。
みんな、Johnの魂が刻まれたこの愛に満ちた楽曲を是非購入してほしい。
少しでも復興への支援をサポートしていくために。。。

そして、まさに3/11、日比谷公園にて行われるイベント、
「311東日本大震災 市民のつどい 「ピース オン アース ステージ」」に出演します。
坂本龍一氏、加藤登紀子さん、岩井俊二氏、アジカンの後藤正文氏らが参加し、
トークやライヴを行います。
http://www.peaceonearth.jp/

日本が、社会が、今変革するべき時。
この日は、あまりにも大きすぎた痛みを越えて、新しい扉を開くための日。
大切な日。
みんな是非集まってほしい。
これからの行き方、歩き方を確認し合うために。。。

そんな中、現在SGZは3/16から始まる舞台「7DOORS ~青ひげ公の城~」の
稽古と音楽制作にひたすら没頭する日々。
ドロドロになりながらも全力でトライしている真っ最中です。
深淵で退廃的、耽美的な世界。
そして人間の心理の裏側を抉るような、戒めるような、
観念的な理念が凝縮された、素晴らしく研ぎすまされた作品になりつつある。
今、佳境に来ている。あらゆる面で精度が上がってきている。
是非観に来てほしいな。
是非期待してほしいな。

そして、LUNA SEAのNEWシングル聴いた?
超自信作なんで、是非チェックしてね。

SGZ