Archive for 2011.07

NEO COSMOSCAPE Feat. SYSTEM7

雨天が続く中、ずっとレコーディングの佳境が続いていて、
ついつい後回しになっちゃっていた新譜情報です。

今月27日に最新版SGZミュージック、
「NEO COSMOSCAPE」が配信開始されました。
今回は「COSMOSCAPE」の、SYSTEM7による最強のRemixチューン。
そう、俺が以前から大リスペクトする孤高のアーティストとの
念願のコラボレーション・ワークなんだ。
伝説的プログレッシヴ/サイケデリック・ロックバンド、GONGのギタリストであった
スティーヴ・ヒレッジ。
そして彼の伴侶であるシンセサイザー奏者ミケット・ジラウディによる、
トランス、アンビエント、サイケ、あらゆるカテゴリーを包括する
大御所テクノ/ダンス・ユニット。
ロックバンドのギタリストから、実験的ソロ・アーティストへ、
そしてPINK FLOYDやThe ORBらとの蜜月を経て、
エレクトロニック・ミュージックへの到達。
その流れ、その進化の在り方そのものが、
俺に本当に強くシンパシーを感じさせてくれ、
そして自分の道の指標になってくれている孤高の存在、スティーヴ・ヒレッジ。
彼との最初の関わりがこのような理想のカタチであることを本当に光栄に思う。

SYSTEM7のあのアシッド・グルーヴが転写されたことによって
全く新しく生まれ変わった「COSMOSCAPE」。
サマー・オブ・ラヴの時代を生きてきたスティーヴ&ミケットと
怒濤の90年代に育った俺、
ジェネレーションを越えたこのサイケデリック・セッションは
想像を越えた強烈な化学反応、美しい融合を生み出してくれた。

最高のコラボレーションから生まれた、NEO SGZミュージック。
この宇宙的グルーヴを是非体感してほしいな。

SGZ

TAIJIさんが亡くなってから、もう5日目をすぎた。
俺はまだ心が整理できないままでいる。
予期しなかった突然の別れに、今もまだ戸惑っている。
ただただ、悲しい・・・。

TAIJIさんは圧倒的、天才的プレイヤーで、
ミュージシャンとして超特級レベルの人だった。
その超絶グルーヴを俺は心底リスペクトしていた。
彼を失ったことは、日本のロックシーンにとって大打撃だ。
まさしく彼は日本が誇る天才ベーシストだった。

近年、TAIJIさんはずっと闘病生活を強いられ
その人生は決して楽ではなかったはずだ。
それでも、彼はいつでも本当に謙虚で、
その音楽に対する情熱の火を絶やすことは決してなかった。
去年一緒にステージに立った日産スタジアムでも、
彼のグルーヴ、存在感は超特級だった。

あまりにも早すぎる別れに、まだ心が整理できない。
ただ・・・これだけは言える。
友人達がどんどん先にあちら側へ旅立っていく今、
そして、震災で多くの人達が命を落としてしまった今、
生き残った俺達は、まず、この命に心から感謝するべきだ。
生き残った俺達は、この生を決して無駄にしてはいけない。
そして、これだけはみんなに言いたい。
どうか生き抜いてほしい。
命に、家族に、友人に、すべてに感謝してほしい。
そう、命は自分だけのものではない。
みんな愛されている。必要とされている。
今生きる意味を、生きる奇跡を、
心から感じ、全うしてほしい。
絶対に、絶対に命を自ら断ってはいけない。
君を愛している多く人達が常に一緒にいるんだから。

TAIJIさんは多くの人達に愛されていた。必要とされていた。
しかし・・・自ら命を断ってしまた。。。
本当に・・・悲しい。

今は、天才的ミュージシャンであり、最強のロッカーだった
沢田泰司氏の冥福を、平穏を、
心から祈ります。

Rest in Peace & Fly Away….. My Friends,
SGZ

JADE

この猛暑の中、申し訳ないんだけど
これから数回かけていくつか宣伝させてね。

今日(もう昨日だよ!)7/13、
すでに世界では配信されているX JAPANの新曲「JADE」が
無事日本、及びアジアでも配信開始されました。
まあ新曲と言っても、もう2年以上ライヴではかかさず演奏している楽曲なので
みんなご存知だと思います。
レコーディングしたのは、約一年前。
様々な紆余曲折を経てやっとめでたくリリースされました。
まさに新生X JAPANを象徴するこの曲は、
俺が参加して以降初の本格的レコーディング作品で、
超ラウドであり激プログレッシヴであり、複雑な難曲なんだけど、
X JAPANならではのメロディックかつ壮大な世界を併せ持つ一大叙情詩。
俺のギターも気合い入りまくりで、最強のトーンを吹き込めたと自負している。
YOSHIKIさんをはじめ、メンバー皆の思い入れも気合いも最強で、
X JAPANの新たな一歩を飾る、そして未来を導く指標として、
最高に相応しい楽曲になったと思う。
今後この曲がより成長し、輝きを増していくのが楽しみでならない。
新しいアルバムに向けて、さらにレコーディングは続いている。
なんとか今年中のリリースが実現できるよう、ベストを尽くしている。
X JAPANの奇跡の新作・・・みんな期待していてほしいな。

SGZ

4ヶ月

あれから4ヶ月。。。

被災地の瓦礫はいまだにおびただしい量が手つかずのまま。
福島原発の状態は解決のメドが見えない。
約3000億円に及ぶ義援金は、いまだ23%しか届けられていない。
本格的な夏に入り、猛暑との葛藤が始まり、
その状況のなか、依然として数万人の人達が避難生活を余儀なくされている。

いったい日本政府は何をやってるんだ・・・。
被災者の人達は今を懸命に生きている。
各自治体は最大限フル活動していながらも、体力は尽きかけている。
誰もが想像し得なかったこの状況ゆえ、模索を続けていることは理解できるが、
今こそ政府がリーダーシップを発揮しなくて、いつするんだ?
各法案をひとつひとつ議論、議決していくことはもちろん大事だと思うけど、
今はとにかく動きの即効性が何よりも必要なのではないか。
具体的な行動が必要なのではないか。

そんな中俺達は、自分らのできる最大限の貢献を
これからも実践していくしかない。
市民レベルでできることを模索していくしかない。
このところずっと、沢山の人からメッセージをもらいます。
「自分は何ができるか?何をすればいいか?」
「どんな協力のカタチがあるか?」

答えは沢山あるよ。
みんなそれぞれの立場で、居場所で、できることを臨機応変に行動するべきだよ。
ボランティアに行ける人は、どんどん参加するべきだし、
裕福な人は義援金を寄付すればいい。
それに被災地で必要な物資を提供する事もとても重要な行動だよ。

例えば、下記は現地のボランティア仲間から教えてもらった、
今被災地で必要とされている物資の数々です。
これらをみんなで現地へ送ることによって、
多くの避難所での生活を余儀なくされている人々の日常が
少しでも快適になれば、それは素晴らしいことだよ。

◎ハエ、ダニ、蚊、対策グッズ(殺虫剤、ハエ取り紙、ダニアースなど)
 現在被災地、避難所ではハエ、ダニ、蚊に本当に悩まされている。

◎熱中症対策グッズ(ヒヤロンなど)
 とにかく暑さ対策は必修

◎水
 命の源である水は現在いくらあっても足りないくらい。

◎ハイター
 主成分の次亜塩素酸の殺菌作用が食中毒予防になる。

他に現地でのボランティア活動で下記の物資がまだまだ必要とされている。
被災地復旧のためにボランティアへの支援もとても有効だよ。

◎土のう袋
 ヘドロを入れる袋。現地ではまだまだヘドロかきが必要。

◎ガラ袋
 ドロ出しで出た危険物を入れて回収するための袋。

それ以外の物資に関しては今のところ慎重に様子を伺っている状況らしい。
物資配布を行っている団体も今はほとんど無くなった。
被災地では各店も続々と再開し、
物資の無料配布を行うことで地域の経済が回らなくなる懸念が強いからだ。

現在の状況、ニーズを見極めて、
的確な支援、協力をみんなが行動することによって、
少しずつではあるけれど、確実に復興をサポートすることができる。

本当は政府にガンガン動いてもらいたい、リードしてもらいたい。
勇気と実行力を見せてもらいたい。
・・・けれど、残念ながらなかなかそれが期待できない今、
俺達市民が少しでもできることを全力で行動するべきだよ。
いつも言っているように、俺達は微力ではあるけど非力ではないから。

とにかく今後もみんなで動こうよ、
この国の再生のために、未来のために。

SGZ

42TH

今日(もう昨日か・・・)、帰国しました。
無事最終地ベルリンでの公演を終えてきたよ。

子供の頃から何かと親しみがあったドイツでのショウは
いつもとても感慨深い。
今回もツアーの一区切りということで、
最高に高い密度とヴォルテージを誇ったGIGになったと思う。
X JAPANとして、バンドのポテンシャルもどんどん上がってきたし、
セットリストのクオリティも最高レベルだったと思う。
そしてなによりもベルリンのファンのみんなが本当に素晴らしかった。
去年のLUNA SEAでも痛感したんだけど、
ヨーロッパの、ドイツのオーディエンスからは
いつも最高に興奮させられっぱなしだ。
完全に気持ちはもう第2の故郷だよ。。。

今回はツアー前から本当に超忙しかったり、ちょっと体調を崩したりで、
かなり疲れを引きずったまま渡英したんだよね。
ずっと身体にガタがキたままのツアーだったら、
ライヴに完全集中するための体調管理が最優先で、
結局ほとんど各地の街に出ることができなかった。
いつもは可能な限りそれぞれの土地をじっくり感じたいし、味わいたい。
旅が本当に好きなんだ。
今回は各地の空気を心ゆくまで堪能できなかったことが、
とにかく悔やまれるよ。。。
今回はそれが音楽に全力で臨むための最良のチョイスだったから、
結果的にはよかったんだけどね。
次回の欧州ツアー時には、それぞれの街をゆっくりと感じたいよ。

そんな怒濤のスケジュールの中、
またひとつ歳をとってしまいました。。。
信じられん、SUGIZO42歳だよ!
このところ本当に忙しすぎて、誕生日を噛み締める間も皆無だけどね。。。
もうここまできたら、SGZ、とことんまで走り続けるよ。
限界を越えてその先へ行こうと思う。
前人未到の領域に差しかかってきた感があるから。
こんな42歳がいても、許されるよね?

今年は本当に大変な年になってしまったけど、
2011後半戦、一緒に駆け抜けていこうね。
既に沢山のメッセージを送ってもらっています。
みんな本当にどうもありがとう!
まだまだ若輩者ですが、これからもヨロシク!

SGZ

MIRANDA

欧州ツアーの激務の中で、
すっかり後回しになっちゃってたんだけど・・・、

6/29に最新版SGZミュージック「MIRANDA」が
配信開始されました。
今回は耽美なヴァイオリンとピアノがフューチャーされた
プログレッシヴでアンビエントなバレアリック的エレクトロ。
熱さを内包しつつも表面の冷たさは深淵な太陽系の彼方をイメージして
天王星の衛星ミランダから名前を頂戴した。
今回は相方のMaZDA氏が以前作成していたトラックをベースに
俺のヴァイオリンやギターを乗せて再度アレンジし、
共同作業によって生を受けた楽曲。
MaZDA氏ならではのトランシーなトラックメイクと
俺のメロディのムードが奇跡的化学変化を起こして、
また新たなSGZミュージックの方向性を示唆する作品になったと思う。
去年のC.D.Q等で既にライヴでは披露している楽曲なので
記憶に残っている人もいると思う。
このスピリチュアルな光とエネルギーに満ちた
プログレッシヴ・グルーヴ・トラックを是非体感してほしい。

この楽曲を機に、当分またマンスリーでSGZミュージックを配信していきます。
今後も期待してね。

SGZ

From Berlin with Love

現在SGZはBerlinにいます。

ParisとUtrectのショウを終えて、
今日この地に到着したよ。

JUNOに続き2回目となる憧れのParisでのショウ。
周知のとおりX JAPANとしては、ついに実現した念願の公演だった。
7000人程のオーディエンスのその超絶な熱さは、最高、壮観だった。
長い間待ちこがれていたんだ、というパリっ子のみんなのその情熱は、
もうそれだけで感動的だった。
個人的にはゴダールやゲンスブールなど50年代〜60年代の
フランス・カルチャーに、ドップリ影響を受けてきただけに
この地でのライヴは特に感慨深い。
当時のサブ・カルチャーのトーンでは考えも及ばなかった、
俺達のような日本のロックミュージシャンが、
フランス、ヨーロッパの地でここまで求められているという事実は
俺の表現欲求、求道心をとにかく刺激してくれる。
同時に感動でもある。
最高に素晴らしいParisのファンのみんなに心から愛と感謝を送りたい。

Parisから連チャンで決行されたオランダのUtrectでのショウは
X JAPANとしては考えられない程の小さなライヴハウス的小屋で、
間違いなく超レアなライヴだったと思う。
キャパ1000人あまりのその規模のライヴは、
インディー以来、つまり20年以上無かったはずだよ。
ロンドン公演でもそうだったけど、
ステージが本当に小さくて弦楽器隊がライザーに座れないので、
立ちENDLESS RAINという現象が起きている。
なんか新鮮、かつ慣れていないから難しい。。。
Utrectのオーディエンスのみんなは、
さすがにこの超至近距離でのX JAPANに超ヒートアップしてくれて、
最高にパンキッシュ、ハードコアな夜になった。
オランダのファンのみんなの熱さに最高の愛と感謝を。
今回のツアーまさにBack to the Basic。
バンドのポテンシャルもまとまりも、最強になってきていると思う。

明日のBerlinでのショウで、ひとまず欧州ツアーを終えて帰国します。
今月日本でも配信が解禁される新曲「JADE」、
8月のサマソニ、9月の南米ツアー、そしてアルバム。
X JAPANは2011年を全力で駆け抜けるよ。

SGZ

From Paris with Love

SGZは現在パリに滞在中です。

X JAPAN EUツアー、
初のLONDON公演を無事終了してきた。
俺自身としてはJUNO以来、3年ぶりのLONDONでのライヴ。
やっぱりUKシーンから受けた影響は計り知れないものがあるし、
それに本当によく訪れている地でもあるので、
X JAPANとしての初ヨーロッパGIG初日は
とても感慨深いものになった。

ずっと待っていてくれたLONDONっ子達のパワーは素晴らしくて、
初日にしてはかなりイイ内容のショウになったと思う。
まあ、いろいろハプニングは絶えなかったけどね・・・
それでも相当感動だった。

会場となったShepherds Bush Empireはとても由緒ある劇場で、
名だたる英国のアーティスト達が立ってきたステージ。
1997年には俺もBjorkを観に行った場所で、
やはりそれはかなり感激だったな。

今日はパリで1日中JAPAN EXPOに出演だった。
数々の取材、撮影やトークライヴをこなし、
そして明日はこの地でのショウです。
昔から憧れ、影響を受けまくってきたフランス・カルチャー、
その中心地、パリでのライヴ、
全力でパフォーマンスするぜー。

SGZ